心はいつもマスターズ
3月も今日で終わり、明日から新年度が始まります。
未曾有の大地震は、今期は発生しませんでしたが、その影響で昨年の8月まではすべて来場者数は前年比より減でした。
9月からは、試行錯誤の営業戦略が功を成し前年比をやや上回るようになりました。
しかし、諸経費の値上げによる増収も加味されているので、メンバー様には頭が下がる思いで感謝をしております。
結果的には、今期の決算は減収・増益と言う形になりました。
利益が上がるということはいいことなのですが、働く人の賞与などの賃金はカットされ、キャディさんに至っては、固定費を削減され変動制の賃金体系を余儀なくされました。
企業にとって、健全な経営は増収・増益であって、今年のような「減収・増益」というのは、どこかで無理が出ているということになります。
消費税の値上げも時間の問題となり、ますます景気の後退が懸念されます。
そこに東京電力の電気料金の値上げ、ガソリン価格の高騰が顕著になっている現状では、前期以上に収益の悪化が懸念されます。
先進国の殆どが景気の低迷に喘いでいる現代においては、ギリシャのデフォルト問題も決して対岸の火事では済まされない経済危機が飛び火して来ることも現実化して来ます。
東日本大震災で施設的には難を逃れた当コースも、昨年10月以来、想像もつかなかったイノシシ被害が増大しています。またまた、試行錯誤をしてこのイノシシ被害の対応策に手を代え、品を代え講じて来ましたが、結果的にはコースの外周8kmにも及ぶ、イノシシの防護柵を設置するまでに追い込まれました。
費用の総額は、2千7百万円ほどになりそうです。
地球環境の変異や温暖化により、想定外の問題が発生してくる今日では、文明の進化に浮かれた人間の驕りに警鐘が鳴らされているような気がします。
「だからどうすればいい?」などと問われても、ボク如きの頭脳ではその解決策も見出せません。ただ、現実の問題をしっかりと見つめ、将来のあるべきゴルフ場の道を模索するにはいい機会だと思います。
4月6日からゴルフの夢の祭典マスターズがまた開始されます。
復調著しいタイガーウッズ、日本のスパースター石川遼、そして、昨年ベストアマに輝いた松山英樹の活躍が注目視されます。
ゴルフは、数多くの輝かしいドラマを生み出します。
そんなゴルフ場で働くスタッフとして、まだ名もないゴルフ場であったとしても、自分たちのゴルフ場を大切に守って行きたいと思います。
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