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キャディ争奪戦国時代

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たいそうなタイトルをつけてしまったが、今となってはキャディ不足が料金の値引き合戦並みにシビアな時代になってしまった。

 

平成10年を過ぎた頃から、高額会員権の償還時期を迎えたゴルフ場がその債務不履行で相次いで倒産した。

その時期に、彗星のごとく現れて日本中のゴルフ場に大変革を起こしたのが外資系の大手企業だった。

 

開発、造成、運営までこぎつけたゴルフ場は、投下資金だけでも120億円以上をつぎ込んでいた。

バブルを過ぎた頃のゴルフ場は、従業員数も半分に減ったが、プレー収入も半分以下に減少した。

 

グリーン費だけで平日(18,000円)土日祝(28,000円)が相場だった。食事に諸経費・消費税に利用税、そしてキャディさんにチップを2000円も渡したら平日でなんと3万円が消えていく。

土日祝に至っては、5万円近くになる。

バブル期は会社の経費が使えたので痛くもかゆくもなかった。

ところが1ヶ月、3万円の小遣いで会社に行った時の昼食代も含んだらたばこどころかジュースを飲むのが誠いっぱい。

それが現実の平均的サラリーマン(30~40代)と聞いて愕然とする。

 

ゴルフは、高い遊びだからやらない。

都内からゴルフ場までの交通費がバカにならない。

第一、車がないから行かれない。

最近の男子は、草を食べることしかできないのか?

むしろ女子のほうが活動的でファッションにも金をかけている。

昔は、女子とデイトして、食事代や遊興費は男子が全部払った。

今は、デイト中の食事代は、割り勘だという。

世の中に男がいなくなったような気がして、日本の将来が心配になる。

 

「ゴルフの勉強や練習ができるし、山を歩いて健康にもなれる。声も出してストレス解消。それで収入につながるのなら、こんなにいいシゴトはないんじゃないか、と思いました」と、キャディを始めた動機を語る。

 

こんなキャディさんは、ほとんどいなくなった。

今年、高卒で入社予定だったキャディ候補が突然、入社を断ってきた。

「あんなきつくてつらい仕事やめなよ。第一、紫外線で色は黒く、肌もボロボロになるよ。雨が降ってもカッパ着て仕事すんだよ・・」とか友達に言われたらしく、せっかくの出端をくじかれてしまったようだ。

 

爪にネイルアートやって、肩にファッションタトー、ローライズからハミパン出してるネーチャンじゃ使い物にならない。(表現悪いけど?)

軟弱ニッポン真っ只中、(ショボン) 続きは、また、明日ね!

 

ジュニアスクールの子供たちは、そんなヤワじゃないよね!

 


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