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冬のシート掛け&打球事故

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寒くなりました。

冬のシート掛けは大変な作業です。

900㎡以上もあるグリーンに、横25m、縦15mもある大きなシートを7~8人で1グリーン当たり3枚も掛けるので重労働です。

 

OUT/INの練習グリーンは、キャディさんたちが業務を終了した後にみんなでシート掛けを手伝ってくれます。

そんな毎日の作業を空から撮影しました。

 

また、コース管理の皆さんは、毎朝、毎夕、コースの最終OUT/IN3ホールを除く、12ホールものシートを掛けたり、揚げたりするので日常業務の冬の日課となっています。

特に霜が降りた朝は、霙のような霜の重みで大変な重さのシートを3~4人で揚げなければならず重労働です。

年齢と共にこのシート揚げができなくなると、1人前のコース管理要員のシフトから外されます。(ちょっと悲しい・・?)

 

本日、AM11:35 2番ホールのティーグランドから打ったドライバーショットが3番ロングホールの1打目地点でボールを探すキャディさんの左肩を直撃しました。幸い頭部や首の下だったので、大惨事にならず安堵しています。

もちろん打球事故に遭遇したキャディさんは、激痛が走り業務が継続できません。救急車で病院に搬送されましたが、骨折等は免れ重度の打撲ということで大事に至らず胸を撫で下ろしました。

2~3番ホールのセパレーションの林帯も楓やもみじの広葉樹の葉が落ちて丸裸の状態になっていますので、ボールも樹木の葉や枝に当たらずまがった方向にストレートに飛んでいくのでとても危険です。

 

「災害は忘れた頃やってくる」

 

ゴルフ場の打球事故は、捻挫や転倒から比較すると、さほどの頻度はありませんが、一度発生すると即死、失明などの重大事故に繋がります。小さくて硬いボールの威力は手で投げた石ころ以上の破壊力を持っています。

今後も打球事故防止に万全な対策で臨みます。

キャディさんは、ファーの声をいち早くかけることが肝要です。


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