悪徳損保会社の実態を世に問う?
昨年、11月に当社の若手キャディが通勤途上で信号待ちをしていると後方から来た車に激突されました。当然ながら事故の過失割合は100:0でおかまを掘った相手方の100%の過失と所轄警察署の判断が下されました。
救急搬送はされないまでも交通事故に遭った当社のキャディは、むち打ちの後遺症で3ヶ月半ほどキャディ業務に復帰できませんでした。
どんなに気を付けて運転していても貰い事故だけは防ぎようがありません。
会社としてもこのキャディ不足の折に手痛い結果となりマスター室もショックを隠せませんでした。
事故後、1か月経った頃に、この若手キャディは健気にも会社が忙しいので何とか業務に復帰しようと試みたのですが、3ホールも回らないうちに片頭痛がして気持ちが悪くなり吐いてしまったのです。
車両の後部が大破するほどの衝撃があった事故ですから、片頭痛や体の痺れは常時していて、とてもキャディ業務のこなせる体力には回復していないのも無理有りません。
外傷がないので入院こそしませでしたが、頸椎の痺れはたいへんなもので雨が降って湿気の多い日などは鈍痛と痺れ、そして目眩に煩わされる日々が続いていました。
そのような状況の中、被害者キャディの損保保険は、弁護士特約の付帯している保険でしたので加害者の加入する損保会社に車両の損害賠償と治療費等の請求を起こしておりました。勿論、キャディ業務に復帰できない状態なので会社も彼女に3か月程度の療養期間を認定しておりましたので休業補償も当然ながら起こしておりました。
ところが加害者側の損保会社は、病院の治療費は払っているものの彼女の休業補償は、まったくもって一銭も支払ってくれません。業を煮やし、私は会社の責任者として加害者側の損保会社の担当に再三抗議をしたのですが、源泉徴収が届いていない、当該キャディの直近3ヶ月の給与証明を提出しなさいとか、のらりくらりと対応を紛らわしていました。(そんな書類はとうに担当弁護士から送付してあったにもかかわらず、そのような応対ぶりの悪質さに憤りを感じました)
最悪なことに被害者キャディが加入する損保会社の担当の弁護士についても、昼行燈のようで歯切れが悪く、弁護士として、本気で損害賠償請求をしているようには思えない対応ぶりに業を煮やしておりました。
当該キャディは、3ヶ月半も所得がなく大変困窮していることも申し伝えても、今、損保会社に申立てをして交渉中ですとのことで全く進展が見られませんでした。
損保会社の担当に電話をしても横柄な態度で「今、担当の弁護士と交渉をしています」の一点張りで、お前には関係ないだろうというような言い草の悪質な担当者でした。
どんな損保会社であっても被害者に7か月半も治療費以外に一銭も支払わない損保会社があるのか驚きます。
前代未聞の誠意のないブラック損保会社です。
本来ならば、実名で損保会社も担当者の名前も書きたいぐらいですが、営業妨害とプライバシーの侵害になるとのことで敢えては載せません。
しかし、こんなにいい加減で対応の悪い損保会社と、全く誠意のない担当者を許すわけには行きません。
現在の糞の役の立たない弁護士を解任して、当社の顧問弁護士を立てて、この損保会社とみっちり闘うことにしました。
「泣き寝入りには絶対させない」それが当社の社員を守る最大の目的です。
しかし、驚いた事実が判明しました。数日前にこの悪徳損保会社の担当者が弁護士や被害者本人にも許可を取らずに、勝手に治療している病院の方に治療費を今月いっぱいで打ち切ると宣言してきたのです。
言語道断も甚だしい、これは保険法違反ではないですか?
皆様もくれぐれも悪徳損保会社にはご注意ください!