精神疾患と解りつつも許しがたい行動
人間は過度の心配や恐怖、孤独、貧困、病期などがあると、どうしようもない孤独感や焦燥感で自分を制御できなくなるようです。
そのような人(躁鬱症)に良かれと思ってしたことが仇になることがあります。
そればかりか異常に猜疑心が強くなり、今まで大切に親交のあった人にでさえ、その攻撃的な行動が強くなるようです。
自分が絶対王者だと思い込んだ人には、良心の呵責という言葉が通用しません。
何を言ってもだめなら放り投げるのが一番です。
関知すればするほど、お互いが傷を付けあうことになります。
自分に謙虚さがなくなり、気に入らないことがひとつでもあれば、今までの仲の良い友にでさえ、罵倒し、攻撃を仕掛けてきます。
どんなに気を使って話をしてあげても、反省するどころか余計に攻撃の矛先を向けてきます。
「今まで培ってきた信頼や友情の大切さを忘れてしまっています」
周囲の人に文句を言ってばかりで胡散臭く思われていることなど理解できず、どんどん自分の周りから親しい人たちが遠ざかって行きます。それでも心優しい人は「病気だからしょうがないよ」と理解してくれます。
しかし、ゴルフ場のように不特定多数の方が来場するところでは、事情を知らない人にとっては、その言動や振る舞いが横柄かつ理不尽で堪らないはずです。
1)ゴルフ場はゴルフを楽しむところです。ボールマークやバンカーの修復をする前に自分の心の至らなさを修復してください。
2)どんなに注意をしたところで相手の気持ちに届かない言い回しをすれば、カップにボール1個届かないパットと同じで大きなお世話になります。
300yd飛ばしたところでパットが1㎝でも届かなければ、150ydの距離に等しいということと同じです。
周囲の人が本当に不愉快にしています。
いままで仲の良かった会員やクラブスタッフからも火の手が上がっています。
燃え尽きてからごめんなさいではすみません。
大事な人が今頃悲しんでいると思います。
とても残念で仕方がありません。
参考例
(COMHBO)から抜粋記事
Q(質問)躁状態は、コントロールできますか?
Q 私は、三二歳の男性です。躁うつ病です。
私は、躁状態になると、うれしくなって、買い物が増えるのですが、それだけではなく、女性の店員さんに「つきあってくれませんか」、と声をかけたりするのです。
最初は相手も困った表情ですが、そのうち、他の店員さんにお店からそう追い出されてしまいます。
その他にも、私のことを思っていろいろと気をつかってくれる近所のおばさんとか、親戚の人や友人たちを攻撃するような電話をかけたりもします。
また、攻撃的な電話をした人には、あやまろうと思っても、あやまれないままになっています。
こうした躁状態になったときに、自分をコントロールできたら、どんなにいいだろう、と思うのです。
実をいえば、躁のときは、私にとって快感です。
でも、後から自己嫌悪に陥ります。
自分では、コントロールできないジェットコースターに乗ってるようです。
皆さんは、躁状態になったことをどうやって気がつくようにしているのでしょうか。
それともジェットコースターと同じように、操縦不可能なものなのでしょうか。
どうかアドバイスをお願いいたします。
A 病と向きあっていく/
私の結論ですが、躁状態を完全にコントロールすることは不可能だと思います。
ただし自分が今、躁状態であることを認識できれば、自分なりの対処の仕方もできるのではないでしょうか。
刺激の多いお店には行かない、電話も控えるようにする、などです。
買い物が増えると余計な出費がかさみますし、せっかく築いた人間関係も破壊してしまいます。
ある意味、うつ状態よりも恐ろしいものだと私は考えています。
質問者の方は、自分が躁状態になっていることにはちゃんと気づけているのだと思います。
躁状態になったときは、建設的なことにエネルギーを転化するように私はしています。
たとえば自室の掃除をする、読んでいなかった本を一気に読破するなどです。
要するに、社会的に破綻するようなことはしないで、躁のエネルギーを有効に活用すればよいのだと思います。
あとは、やっぱりお薬(気分安定薬)でしょうか。
個人的には、うつ状態のときには生きるのがしんどくなるので、躁状態のときに楽しい気分になるのは、そんなに悪いことではないと思います。
自分が今、躁状態であっても病識をもつこと。
そして自分なりの対処法を探したり試したりしながら見つけていく。
そうやって病とつきあっていく、向き合っていく。
そういう苦しみとともに生きるしかないと思います。