昨夜の雨が激しくてコースはすっかり濡れ切っている状態でした。
なんとか7時のスタートができて安堵しました。
①組目 岩田邦俊選手VS飯嶋浩之選手 (3-2)で岩田選手が勝利
②組目 与儀大輔選手VS城和信夫選手(1UP)で城和選手勝利!
雌雄を決した4選手、優勝に王手を懸けたのは岩田選手と城和選手でした。
2016年の倶楽部チャンピオン、今年のシニア選手権にも優勝して目下絶好調の岩田邦俊選手と新鋭城和信夫選手の頂上決戦となりました。
岩田選手のハンデは(4) 城和選手のハンデは(14)
城和選手は、ハンデが8つあり、有利ではありますが、準決勝戦で18ホールまで飯嶋選手と闘い、体力的には3ホール残しで与儀選手に勝利した岩田選手が憩時間も長く体力を温存できたかとも思います。
ハンデ差が8つある城和選手が予測通り2UP先行し、後半9ホールに駒を進めていきました。
どこがハンデホールか分かっていなかったので、城和選手やばいかなと思っていたら、そこがハンデホールで救われたところもありました。
しかし、岩田選手も凄かったですね。
まさかハンデ8つを乗り越えて最終18番ホールまで城和選手に迫ってきたのですから、ゴルフの腕の充実ぶりには目を見張るものがありました。このところの試合を見ていると簡単には諦めない粘り強さが如実に出ていました。
一方の城和選手は、三代健一選手に初戦で勝利しており、もしか、優勝するのではないかとの予想がどんぴしゃりでした。
齢70、この湿度の高いジメジメ陽気の中で、体力的にも精神的にもよくぞ闘い抜いたと拍手喝采です。
また、岩田選手の最終18番ホールの渾身のパーパットは、カップにボール半分嫌われて勝利への道が閉ざされてしまいました。
あそこで、後ボール半分届いていれば、エキストラホールに行って、勝敗の行方は、まだ分からなかったかと思います。
本日は、競技はドラマを創るのエピソードのように久々に岩田選手VS城和選手の素晴らしいゴルフの奥義とゴルファー魂を堪能させていただきました。ありがとうございました!
闘いを終えた両雄の互いの心は、梅雨空にはない、凛とした清々しい気持ちで満足感に溢れていたように思います。
素晴らしいマッチプレーの奮戦に惜しみ無い拍手喝采をお贈りします!
競技情報は、明日、動画を交えて両雄の見事なマッチプレーの様子ををお届けしますのでご期待ください。