幼い頃に読んでいただいた懐かしいイッソップ童話の「北風と太陽」の話です。
再建16年、幾多の試練を乗り越えて、いまだに波風があるのは異常気象のような人間の愚かな性でしょうか?
1)権力者の傲慢さ
2)自己顕示欲の強い人の小さな親切大きな迷惑
3)信条や生活習慣の違う人との諍い
支配人が「死灰人」になるまで戦わなければいけないのか疲れます。
古稀になっても扱き使われている訳ではありませんが、人間ほど厄介な動物はいませんね。
一番大変なことは、話せばわかる人は多いのですが、話しても全く分からない人にはたいへん手を焼きます。
どこかの国なら即座に武力行使ですが民主国家の日本においては、そのような行為は許されません。
ゴルフ場の社員は、非常に牧歌的で平和主義者が多いのです。
恫喝や不当要求に対して慣れていないので脆くも受け入れてしまう場合が多くなります。
命を懸けるようなことまでには発展しないので、ちょっと我慢すればいいのですが、ツッパねると余分な火の粉が降りかかるので誰も争いごとを厭います。
どこにでもいる世の中の北風くんはみんなの嫌われ者です。
女でも男でも手を変え品を代え陰湿な手口で攻撃してきます。
太陽のように暖かい人の周りにはたくさんの人が寄ってきます。
気が付けばひとり、ひとりと周囲から人が去って行ったらこれほど悲しいことはありません。
みんなで仲良く太陽の下でゴルフを楽しめるような人になりませんか?
北風の冷たい風圧で旅人のマントを吹き飛ばそうとしても余計に反感をかうだけです。
暖かい慈愛の笑みで旅人のマントを脱がすことができれば、みんなから感謝されると思いますよ。
幼い頃の北風と太陽のお話でした。