正門の門扉改造
イノシシの被害も防御柵を設置して以来、まるで嘘のような話になってしまいました。
しかし、周辺農家の田畑は、サツマイモや水稲の収穫時に相当な被害が続いている状況です。
先日、日本テレビの夕方のエブリーで、以前に収録されたイノシシの被害の状況が放映されました。
ボクは見ていなかったので分かりませんが、「支配人と管理部長がテレビに出ていたよ」と何人かに言われました。
ゴルフ場にとって、イノシシ防御柵の2千4百万円の出費は、ちょっと予期せぬ費用なので当てが狂いましたが、もし、防御柵を設置しなかったら、いまだにコースの被害は続いていたでしょう。
コース管理のスタッフも毎晩交替で夜回りをする状況が続いたら、夏バテでコース作業どころではありません。
正門の門扉には地面から15センチの隙間があり、そこからウリ坊が侵入するとのことで、門扉の下部に特性の補助防御柵を作りました。
その他に劣化した溶接部分を強化して、門扉の色も落ち着いたモスグリーンに塗り替えました。
これでイノシシ対策には盤石な備えが出来て安堵しています。
将来的には、動物の生態系が大きく変わり、イノシシの他に、鹿や猿まで出没することも考えられます。
鹿は、現在の防御柵の高さだったら飛び越えることも可能です。それにもまして野猿が出没したら防御柵などではとても防御が出来ない状況となります。神奈川や箱根のミカン農家の被害は甚大で、イノシシ以上の対策が必要となります。
野山が荒れて食糧が無くなり、動物たちも仕方なく人里に食糧を求めて来る被害が全国でも目白押しです。人間が便利さを求めるばかりに森林を乱開発し、食糧の確保が出来なくなるほど動物たちを追い詰めた結果が、田畑のみならず、人間の居住地まで動物たちが侵略する結果を招いたようです。
野猿の被害においては、民家の玄関の施錠が開いていたら、そのドアを開けて家の中に侵入し、冷蔵庫の扉まで開け、中の食糧を貪る野猿の姿をテレビ報道で見たことがあります。
賢い猿がもっと学習能力を高め、人間の住居の快適さを覚えたら、風呂上りに一杯、冷蔵庫の食糧を肴に晩酌する姿も想像できない訳でもありませんが、これは飛躍的な冗談だと一笑してください。
何はともあれ、地球環境の急激な変化は、自然災害の脅威と共に着実に人間社会を脅かす状況が顕著になっています。科学が発達して文明の利器が進化することに反比例して、地球の環境が破壊されているような気がしてなりません。
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