現在の世界情勢の倶楽部に与える影響について
昨日、本日と冷たい雨が降り注いでいます。そのため、昨日は20組、本日も10組ほどのキャンセルが出てしまいました。雪が降るとクローズになってしまいますが、この寒い雨でもプレーに来ていただいているお客様には感謝の念しかありません。また、明日の朝は関東地方でも雪の可能性があるとのことで危惧をしております。
ところで、重症化はしないと言われているオミクロン株でも死者数は、500人を超える日もあり、インフルエンザとの同時流行も現実化しております。行動制限がなくなったとは言え、油断のできない状況は続いておりますので、どうぞ細心の注意を継続して感染対策をし、お体には十分ご注意ください。
また、始まってそろそろ1年経つウクライナへのロシアの侵攻も終わりの見えない泥沼へとなだれ込んできた感もあります。これは、ロシアとNATOの代理戦争で欧米諸国は武器をウクライナに供与するだけの状況が続いています。一体いつどのような形で終結するのか、終わりの見えない戦いは今も行われています。かつて、日本に原爆を落とす決断をしたトルーマン大統領も「一度始まったプロジェクトを止めるのは容易なことではない」と原爆開発と投下の言い訳をしていたそうです。しかしそれで広島、長崎に甚大なる被害と犠牲者を生んだことは否定しようの無い事実です。プーチンにも戦争を止める勇気を持ってほしいものです。かつての太平洋戦争当時の日本の軍閥も、もっと早く戦争をやめる決断が出来れば世界唯一の被爆国とならずにすんだことでしょう。
それはともかく、戦争の影響による諸物価の高騰は、カウンターパンチのようにじわじわと日本経済を圧迫することは間違いなく、日本中の企業や家庭が影響を受けざるを得ない状況です。当倶楽部も例外ではなく、電気ガス水道料金などはもちろんのこと、機械の修理代、部品代、工事の代金や食材、飲料の仕入れ値などもすべてにおいて値上がりのラッシュです。このような状況下でも快適に皆様にプレーしてだけますように、クラブハウスの老朽化した施設や機械の更新、コース管理機械の更新やコース整備の強化のための予算は、必ず確保しなければなりません。また、コースの地代や固定資産税、消費税の納入も当然ながらしなければならず、一定の収益をあげなければならないことは明らかです。ここ数年、ゲストのプレー料金を少しずつ上げさせていただいておりますが、このような事情があることをどうかご理解くださいますようお願い申し上げます。今後も老朽化した施設は、順次改修や更新を行い、コースの整備にも力を入れ、すみずみまで目が行き届いたゴルフ場を目指していきたいと思います。まずはこの冬は、コースの排水の悪い箇所の改修工事を開始しております。プレーの際、ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解ご協力をお願いいたします。
支配人 魚谷隆太
