第14回ボイルドエッグズ賞新人賞受賞作家 大橋慶三様ご来場!
左)大橋伎代子様・大橋慶三様・大橋康夫様
大橋ご夫妻が、本日、第14回ボイルドエッグズ賞・新人賞受賞作家の大橋慶三様(ご長男)を同伴してご来場をいただきました。
大橋慶三様は、とても気さくで作家と言うよりもユニークな映画監督のようです。
ボッドキャスト・「こむぞう」を聞いてみてもフランクな会話の中にユーモアがありとても楽しい方です。
芸能人や作家、映画監督には卓越した人生観があり、飄々としながらも一般人とは違うオーラが漂います。
この大賞をステップにして、よりいっそうのご活躍を期待致します。
大橋慶三様は、当倶楽部のメンバーですので、執筆活動の合間にゴルフで、更にリフレッシュしていただきたいと思います。
ご両親もこのボイルドエッグズ賞・新人賞受賞をたいへん喜んでおられます。
産業編集センター発刊のこの「じらしたお詫びはこのバスジャックで」の著者紹介には、下記のようにプロフィールが掲載されています。
大橋慶三(Keizou Ohashi)
1976年東京生まれ。三歳より千葉県浦安市で育つ。東海大学政治経済学部を卒業後、ミュージシャン、家業である消火設備会社の二代目ボンボンを志すも挫折。現在は映像制作を生業としつつ、配信回数二千回以上を誇るポッドキャスト「こむぞう」にてパーソナリティを務める。本書『じらしたお詫びはこのバスジャックで』で第14回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビュー。
本日は、大橋様親子でプレーをお楽しみいただきました。
ボクも拙いブログを書く、自称エッセイストとして身近に著名な作家とお知り合いに成れて感激しています。
どんどんストーリーに引き込まれていく作品です!
当倶楽部の才女、佐藤三智子さんが感想文を書いてくれました。
本人は、公表を嫌がったのですが、良く書けているので敢えて発表します。
「じらしたお詫びはこのバスジャックで」を読んで
まず、驚いたのがこの題名でした。“じらした・・・?”何を?!“お詫び・・・?”
何の?!題名だけで好奇心はマックスになり、ページをめくると、主人公と思われる翔太が、家庭の事情で大学を退学、千葉のとある所に家族三人で引っ越してきて、アルバイト先のビデオ店での会話、何を言っているのかわからない新人類の言葉が爆裂で、半世紀を生きてきた私には理解不明でしたが、千葉のさびれたニュータウン感は伝わってきました。
そして、いよいよ今日で運行最後というディズニーランド行きのバスに家族三人で乗るのです。乗り合わせたのは「ミッキーのTシャツを着たデブ」「七三に髪を分けた教授と援助交際の女子高校生」「金髪長髪のサイケな男」「小柄な学生服の少年」プラス運転手の九人でバスは出発した。そして、この全員が、それぞれの事情でバスジャックを試みるのです。バスという狭い空間と高速道路を走っているというスピード感で、一気に読み進んでしまいました。
最後はバスの中の人間が一人残らず感情の解放の手段として、また、それぞれ抱えている何かを吐き出す為、泣き叫んで、「なんか知んないけど、チョー気持ちいい!」となるのです。
この小説は誰も怪我することなく、傷つくことなく、ハッピーエンドで終わります。
笑顔で終わるのです。きっと、作者はそういう人なんだなぁと思い、私も「ニヤッ」と本を閉じ、心地よい眠りにつきました。
by ライオンハート
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