
玄関前のサツキが3~4部咲きです
さあ、5月になりました。
明け方に雨足が強くなりキャンセルを心配していましたが、7時頃に雨がやみ、現在は曇りです。
おかげさまでなんとかキャンセルも出ず、平日料金の本日は多くのご来場者で賑わいを見せています。
やはり、大型連休すべてが五月晴れとは上手くいかないものですね。
4月を過ぎて、消費税増税の影響をこの1か月一番懸念していました。
しかし、ご来場者・コンペにおいても昨年度を上回る集客状況となっています。
誰もが消費税の増税を気にかけていたので、覚悟が出来ていたのかも知れません。
朝のニュースでは、住宅・自動車・白物家電(冷蔵庫・洗濯機など)には、増税前の駆け込み注文が殺到して、現在は、その反動で足踏み状態をしているようです。
食料品やトイレットペーパーなどの日用品は、生活必需品ですから、買い溜めをしたところで、いずれは消費が復活します。
ところが住宅や自動車は、金額が張るだけに3~5%の増税はかなりきついものになります。
来年10月に消費税が10%になったら高額商品の購入には、相当な足枷になると思います。
1,000万円の買い物をして、その消費税が100万円だったら「高いものは買いたくない」気持ちにかられます。
優良企業は、賃上げをこぞってしているようですが、国内には、法人税を納税できない零細企業が7割もあるわけですから、当然、そのような企業は賃上げなどが出来ないのが現状です。
法人税は決算後利益が出たらその利益に対してかかるもので、利益がなければ払いようがありません。
企業は、ものを仕入れたりすれば消費税を負担しますし、販売して売上をあげれば消費税を納税しなければなりません。従業員に給料を払えば所得税を源泉徴収して納め、社会保険料の雇い主負担分も納入しなければなりません。それだけいろいろ負担して、それでも利益が残った優良企業にしか、法人税を納税する資格がないのです。法人税を納めている3割の企業は、このことを誇りに思うべきでありますが、その他の7割の企業は、本当に負け組企業と言われても仕方がありません。
全国2,400件あるゴルフ場で、果たして何件のゴルフ場が法人税を支払っているか疑問です。
うちを含め、支払えないゴルフ場が大多数だと思います。
法人税ぐらい支払えるゴルフ場になりたい。そうでなければ社員が潤えない。
そのような中でゴルフ場は、消費税と利用税と必死に闘っています。
日本の企業の7割が法人税を納税できない企業です。
なぜか、とても切なくなってきます。
ガソリン代が高騰して7年ぶりで社員の交通費を少しだけ値上げしました。
しかし、恥かしながら消費税増税に見合うだけの賃上げはできませんでした。
悲しいことです。
それでも他のゴルフ場の事情を察するに、まだ、うちのゴルフ場は賃金を支払っているように思います。
正社員の数も多くいます。
社員の士気を失わない程度の待遇は出来ていると思います。
幸いオーナーが一般社団法人(非営利企業)なので、毎年経常利益の50%を償還しても付帯設備やコースのリニューアル資金は確保できています。
ゴルフ場の社員は、盆も正月もゴールデンウィークもありません。
サービス業の宿命ですから仕方ありませんが、みんな苦労に耐え頑張っているには違いありません。
お客様に笑顔をいただくには、まず社員に笑顔が出る職場にしなければなりません。
地道にコツコツ、やらなければならないことがたくさんあります。
日本で一番元気と笑顔のあるゴルフ場にしたいとみんなが願っています。
消費税に負けず、やがては法人税が納税できるゴルフ場クラスになりたいと願っています。

男子浴室からのさつきは3部咲きです。
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