Quantcast
Channel: 大栄カントリー倶楽部 OFFICIAL
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2842

8月最終日

$
0
0


16番ショートホールのサルスベリ


今夏は、記録的な猛暑のまま9月に突入するのかと思っていましたが、お盆以降は、記録的な集中豪雨が各地に襲来し、悲惨な土石流の被害が多発しています。


【広島土砂災害】5万人眠れぬ夜 雨予報で避難勧告継続 <毎日新聞ニュース抜粋>

 気象研によると、19日午後11時半ごろ、広島と山口の県境付近の広島湾沿いで積乱雲が発生し始めた。約1時間後の20日午前0時半ごろには、9個の積乱雲からなる二つの積乱雲群を形成。午前3時15分ごろまでに3、4個の積乱雲でつくる積乱雲群が七つでき、広島湾から吹き込む南からの風の影響で一直線に並んだ。大きな被害が出た広島市安佐南区の八木と緑井、安佐北区可部などはこの直線上にある。

 今回のバックビルディング現象は、九州と四国の山地間にある豊後水道を抜けた暖かい湿った空気が、山際にぶつかって上昇することで積乱雲が発生した。上空に停滞している別の湿った空気層にぶつかってさらに発達した。この空気層は、偏西風が南に蛇行した影響で日本海に停滞した前線の南側にできたもので、舌が飛び出したように伸びる形状から「湿舌(しつぜつ)」と呼ばれる。南風が吹き続けることで積乱雲が次々に発生し続け、積乱雲群が生まれた。

 衛星画像の解析から、積乱雲は発達できる高さの限界の上空16キロ付近で平らに広がり、午前3時ごろには広島県全体が円形の「かなとこ雲」に覆われた。小規模な現象は1時間程度で消滅するものもあるが、今回のバックビルディング現象は約4時間続いた。

 気象研によると、12年に起きた九州北部豪雨の際も今回と同じように約100キロ以上の大規模な積乱雲群が発生したことが確認されているが、バックビルディング現象の詳細な統計は取っていない。

 気象研の加藤輝之予報研究部第3研究室長によると、「風の吹き込む角度が1度でもずれると積乱雲の発生場所はばらつき、この現象は起きない場合もある。今回は気象条件が重なった」と指摘する。気象庁は「バックビルディング現象が起きる条件の一つに水蒸気を多く含んだ湿った空気の流れがある。しかし、水蒸気だけでは現在の技術でレーダーに映らないため、この現象は予測しにくい」と話す。 ------------


地球の温暖化による異常気象もここまで来ると、消費税の値上げ問題以上に危機感が募って来ます。地球全体の温度調節をする偏西風までが異常な動きをして、世界各地に悲惨な自然災害をもたらしています。地球に人類が棲めなくなる時代も近い将来にはやって来るような気がします。


今回の広島市の大規模土砂災害は、ニュースを見る度にその災害現場の惨状に心が痛みます。
あれだけ大きな石とともに土砂が崩れ落ちてきたらひとたまりもありません。
山の傾斜も強いので、その土石流の破壊力は想像を絶するものがあると思います。
かつては、多少の大雨では崩壊が無かった山が、記録的な集中豪雨によって一瞬のうちに崩壊し、物凄い勢いで土石流が襲い、住民の方々は逃げる暇も無く、自然災害の犠牲となります。

東日本大震災以来、悲惨な自然災害が異常に多発しています。
地球全体の気象が大きく狂い出しています。
これ以上多くの犠牲者を出さないように国民一人一人や世界の人々が真剣に、地球温暖化対策に臨まねばならない危機に直面していると思います。

お盆を過ぎた海は、冷夏で海の家の売上は激減しています。
裏腹に涼しさの戻ったゴルフ場には、お客様がたくさん入場するようになりました。
いずれにせよ、明日は我が身というのが自然災害の最大の怖さです。

災害は忘れた頃にやって来る

災害は明日は我が身と心得るべし

自分たちだけが助かればよいなどという安易な災害はありません。

広島県の被災地の皆様にお見舞いを申し上げると共に、土石流の犠牲になられた方々の無念に心より哀悼の意を捧げます。


本日、当コースは8月最終日のゴルフのお客様で賑わっています。
誠に被災地の方々には申し訳ございませんが、通常営業をさせていただきます。

過ぎゆく夏の終わりにこれ以上の被害が増えないことを願います!


OUTコース売店のサルスベリ


4番ホールの紫百日紅


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2842

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>