
12番ホールイノシシ防御柵の通用口

扉の蝶番のピンが曲げられて扉が倒されていた。
当コースの7.2kmの周囲にイノシシの防御柵を張り巡らせてあります。
ところが、今朝その防御柵の作業通用口の扉が2か所壊されていました。
12番ロングホールのティーグランド付近と17番ミドルホールのグリーン側の作業扉です。
幸い防御柵を番線カッターなどで切られてはいませんでしたが、扉が壊されました。
15番ホールと16番ホールの池の周辺にボールが何個か落ちていたことから
夜中にボール泥棒が侵入したような形跡が見られます。
以前も何度かボール泥棒の被害に遭っていますが、器物の損壊は免れていました。
しかし、今回はイノシシの防御柵を張り巡らしてからは作業用の通用口を壊して泥棒が侵入しており、その扉が倒されたままの状態では、周辺に棲息するイノシシが侵入してくる恐れがあるので大変厄介な事態を招きます。
70万㎡もあるコース内にイノシシが侵入したら、今度はそのイノシシを追い出す作業にとてつもない労力がかかります。
この寒中の寒い冬の夜に忍び込んで池の中に入りロストボールを引き上げる泥棒もたいへんですが、前回のバッテリー泥棒のように、ターミナルケーブルを切り捨て修復するのに大変な費用と時間がかかることを考えたら、到底、許せる事件ではありません。
中古のバッテリーを盗んだところで500円程度、ロストボールを盗んだところで1個が20円程度でどんだけ利益があるのか、リスクを犯してまでもやるべき泥棒稼業には思えません。
おれおれ詐欺の巨額な犯罪は到底許すことが出来ませんが、情けないコソ泥の割の合わない手口に哀れみさえ感じます。
池のボールぐらい、ちゃんと手続きを踏んでくれれば殆どタダ同然で回収させてやるのに、まったく情けないやら腹が立つやらで怒り心頭です。
最近では、貴重品BOXも指紋認証などの機能がついていて盗難事故が減少しています。
また、防犯カメラの普及でロッカー荒らしなども少なくなりました。
それでも退出時のお客様のキャディバッグの置き引きや夜間のバッテリーや池に入ったロストボールの泥棒被害が後を絶ちません。
本当に世知辛い世の中になってきました。
泥棒が盗んだ物より、その他に係る費用や労力の方が大きいことに憤りを感じます。
空き巣・強盗・放火にはくれぐれも用心致しましょう!

17番ホールのグリーン側のイノシシ防御柵の通用扉が壊された。
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