当倶楽部は、開場以来、原則的にキャディ付プレースタイルを堅持してきました。
ところが最近は、キャディ職希望者が激減しており、トップシーズンはキャディが不足する状況が続いております。
この要因としては、何処のゴルフ場もキャディ職の賃金を変動制にしたばかりに、以前のようにキャディをしても実入りが少なくなったことが考えられます。
固定給が無くなるとキャディさん達は、夏・冬の閑散期には、仕事がしたくてもアフレが多くなり安定した収入を確保できません。
雨の日も風の日もアウトドアで働くキャディさんの苦労はたいへんです。
ましてや夏の暑さ、冬の寒さがあり、決して楽な職業ではありません。
それでも、キャディ職は実入りが多いのでパートで働く給料の数倍も稼げる魅力があったからです。
しかし、昨今のゴルフ場は、人件費の削減を考えるあまり、いつのまにか乗用カートのセルフ方式を取り入れるゴルフ場が多くなってしまったのです。
週休2日制や社会保険の見直しでパート職にあっても一定以上の就労をするキャディさんには、前者を導入するように監督官庁からキツイお達しがありました。
バブル期のグリーンフィ、平日18,000円、土日祝28,000円は夢物語で殆どのゴルフ場は、トップシーズンでさえも以前のグリーンフィ以下の総プレー料金(ゴルフ場利用税・消費税を含む)で悪戦苦闘しています。
プレー料金を下げなければ、入場者が確保できないゴルフ場にあっては、値引き競争の渦中で経営を維持しなければなりません。故に、当然ながらキャディさんは使えなくなります。
それでもお客様がキャディ付プレー形態よりもリーズナブルなセルフプレーを望むなら十分に商売が成り立って行きます。
乗用カートには、週休2日も社会保険も労災もまったく必要ありません。
タイヤとバッテリーを適宜代えて置けば、1年365日文句も言わず働いてくれます。
プレー収入が主体のゴルフ場にあっては、まさに画期的な営業政策だとも思います。
されど、会員制や接待向けのゴルフ場では、キャディさん無しではバイキング方式のレストランで食事をすることと同じで、満足のいくサービスを提供できません。
勿論、当倶楽部は、会員制の接待コースとして営業方針を堅持していますので、キャディさんは絶対必要なアイテムです。
月曜日をすべてセルフとしても、貸切コンペになるとキャディを付けるようになります。
そうするとキャディさんは、次週の休みまで2週間も休めなくなってしまいます。
そこで思いついたのが、金曜日の1部セルフプレーの導入です。
基本的には、あまりやりたくないセルフプレーですが、年がら年中キャディが足らないという状況は回避できます。
そのような訳で、キャディさん達に休暇を取らせるための苦肉の策ということでご理解ご了承をお願い致します。キャディが付かない分だけ、プレー料金もリーズナブルになります。
他のゴルフ場よりやや高めの設定ですが、コース保護のために薄利多売を防止して、セルフでも混雑しないでゆったりとラウンドが出来ます。
勿論、金曜日は通常のキャディ付営業もしております。
月・金のセルフプレー料金
5月 11,290円(税込)
6月 10,260円(税込)
リーズナブル料金で大栄カントリー倶楽部をお楽しみ下さい!
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金曜日1部セルフプレー開始
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