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ゆく年くる年、ピンと来る!

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2015年12月19日 PM12:25撮影

(画像をクリックすると大きな写真になります)


本年最後の営業日、今年も多くの皆様にご来場を賜り感謝申し上げます。

OUTコース、2~4番ホールを巡る大きな池に「慶雲興」のめでたい雲が湧き出ています。

湖面に青い空、白い雲がこれほどまでにきれいに映ることは10年に一度ぐらいの現象です。

ましてや水色の澄み切った空に浮かぶ喜びの雲の形と数は、本当に稀な現象です。


新年に相応しいめでたい写真として、来年の会報新年号に下記の写真を表紙として使いました。



唯一、残念なのがグリーン上のピンが曲がっていたことでした。

緩やかな傾斜に切られたCUPが曲がっていたのです。

何度も修正しましたがCUPの中の穴も永年経過で緩んでいましたので修正不可能でした。

「せっかくの写真なのにピンが曲がって残念だね」と早速、ご指摘を受けました。

「確かに…確かにおっしゃることごもっともです」

コース管理スタッフにピンは必ず天空に突き刺さるようにCUPを切るよう指導しました。

どんなにコースメンテナンスが良くても、曲がったピンではだらしない。

ゴルファーは、ピンをめがけてショットをしてきます。

それが故にピンは、ピン立っていなければなりません。


この写真は、そのような意味でも教訓となりました。

実際にどれぐらい曲がっているかとピンの部分をくり抜いてみました。



かなり曲がっていて「がっかりポンや」ですとNHKの朝ドラのヒロイン、あさが言っているようです。(笑)

10度ぐらいは完全に曲がっていますね。

油断大敵、災害は忘れた頃にやってくる。

事故でないのが幸いですが、究極のコースメンテナンスには、このような配慮も大事です。

バンカーを均すときも真ん中の砂が薄くならないように注意しなければなりません。


今年はグリーンの状態が非常に良く、多くのお客様にお褒めの言葉をいただきました。

その様な時でも、慢心をせず、コースという素材を大切に生かすことを考えていただいたら

大栄CCのコースが一流と言われるようになります。


会報の表紙のピンが曲がっていることをいち早く指摘していただいたのは、メンバーの菊地弘一様でした。年回来場回数100回以上という、強者ですからコースのことは隅々まで熟知しております。

誰が一番早く気付いてくれるか・・・ある意味楽しみにしていました。

「菊地様、いつもご愛顧・ご指導ありがとうございます!」

来年こそは、各部署力を合わせてピンとした営業をして行きますのでよろしくお願いいただき、今回はご容赦のほどお願い致します。


グリーンを命かけて守るのは、グリーンキーパーの仕事です。

コースを見事に仕上げてゴルファーを唸らせるようなコースにしたら給与ももっと上げましょう。

千客万来、お客様があってのゴルフ場ですから悪天候にもめげず来年はきっちりと仕上げていきましょう!


本年のご愛顧に感謝して、来年も全スタッフが心新たに皆様のご来場をお待ち申し上げます!

どうぞ、良い年をお向かい下さいませ!




湖面に映える空と雲が印象的です!




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