魚谷キャディマスターの手にしたこのクリスタルの盾は位牌ではありません。
なんと母親の魚谷蓉子(81歳)さんのNHK全国短歌大会で特選に選ばれた
句が刻んである栄えあるクリスタルの盾です。
なんと今年も特選に選ばれて、この土曜日23日にお母さんを連れてNHKホールまで
表彰を受けに行くとのことです。
今年の受賞作は、まだ本人もわかっていないようですが、昨年の句は、下記の通りです。
古びたる 薬袋に 今もあり
間に合わなかった ニトロール5錠
心筋梗塞で一瞬のうちに他界した夫をしのぶ切ない情景が目に浮かびます。
ぜめてこのニトロールを飲んでいれば助かったか命、いまだに捨てられないでいる
夫の古びた薬袋に涙が零れます。
実にもの悲しい句ですが、見事な表現力に魚谷キャディマスターのお母様の
短歌の秘めたるパワーを知りました。
次回はぜひ大会大賞をゲットしてください。
81歳なのに素晴らしいではありませんか?
魚谷キャディマスターの実直な性格は、この母の短歌の世界にあるのかも知れません。
一般の部2段目に魚谷マスターのお母様の句が乗っています。
さて、こちらは小学6年生石塚理恵子さんの長女の句です。
初もうで 気分台無し 凶が出た
季語もあっておみくじを引いた後の情景が手に取るようにわかり秀悦です。
大栄カントリー倶楽部特選俳句に認定しました!