風除室を抜けたマスター室の左横にグリーンコンディションを示したボードがあります。
パターをする上で最も重要となるグリーンの速さを示したグリーンのボードです。
刈高が4mm、速度が9.3フィートと本日のグリーンのコンディションを示しています。
このマスター室の左の窓側に掲示してあります。
スティンプメータといって実際にグリーンの上でボールを転がしてスピードを測定します。
グリーンの速さは、1フィート(30.48センチ)を1つの単位として、専用の測定器を使ってゴルフボールがそこから転がった距離を速さとして表しています。
それがこの緑色をした棒です。
1フィート(30,48m) 1ヤード=3フィート=91.44cm
かなりシンプルな計測器がスティンプメーターです。
毎朝マスター室が計測してグリーンの速さを掲示します。
グリーンの平らなところで4方向も測るのは結構大変な作業です。
また、朝方は霜や昨夜の雨などで湿っていますので、晴れて風のある日にあっては、
当然ながら正午すぎるとグリーンが乾燥して朝方の表示より早くなることがあります。
実際、今日は朝方は9.3のスピードでしたが正午過ぎは10.00近くありました。
グリーンが遅いとクレームはつきますが、早い分には「早くてパットが難しすぎるよ」と言われることはあってもクレームにはなりません。むしろキーパーのプライドの要素となるのが高速グリーンの仕上げ方だと思います。
現在、大栄カントリー倶楽部のグリーンはたいへんよく仕上がっていますのでご来場者にお褒めの言葉をいただいています。
滝の左側で高い松の葉の剪定をしています。
グリーンの手入れは、松以上に手間暇がかかります。
コース管理スタッフとグリーンキーパーのご苦労に関しては、
日々感謝感謝です!