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真っ赤なカメラマン

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北風が吹きすさぶ中、真っ赤な防寒着に身を包んでコンペの写真を撮る

大竹副支配人、地道な努力型で俱楽部の運営には欠かせない人物です。

 

冬は陽の光が低いので、カメラマンは注意しないと本人の影が残ってしまいます。

ブレないように必ず三脚を使用して撮る真面目さは妥協を許しません。

「まぶしいから早く撮れよ!」と煽られても笑顔で答えます。

 

日本中探してもコンペの集合写真を撮影して、お帰りの際に全員に

写真を配布サービスするゴルフ場は、そうざらにはないと思います。

イベントの日ならばあるでしょうけど、毎日ですからね。

お客様を大事にしてコンペの記念写真を思い出に差し上げています。

 

夏は暑いので白樫の下で撮影することもあります。

ところがその枝や葉の影が顔に映り「縁起が悪い」と大目玉を喰らったことがあります。

サービスで写真を撮っても怒られちゃうなんて割に合いませんが、

「ホスピタリティ命」のゴルフ場ですからね。

スタッフの皆さんは十分その辺を理解しています。

 

戦場のカメラマンじゃありませんから砲弾や流れ弾に当たって命を無くす訳ではありませんから、お客様の気まま・我儘には笑って付き合ってあげる寛容さが大事です。

 

どうですか三脚の上にあるカメラのファインダーを覗いて撮影する姿は

まさにプロ級です。

 

その右の影法師は、なんと時々姿を現すゴルフ場のコミカルカメラマンです。

一度被写体にピントを合わせたら、左右の腕を固定してシャッターチャンスを待ちます。

不思議なもので、お客様はシャッターを押す時間が長くなればなるほどカメラのレンズを

凝視して顔がきつくなってしまいます。

その様な写真では告別式のような記念撮影になってしまいますので、

かならずTPOに合わせたジョークを言って笑わせます。

「まだ撮りませんからね。大丈夫ですよ。もう少し笑顔で行きましょう・・・。」等など、

とにかくレンズを見つめた被写体をいったん笑わせた瞬間に撮ってしまうことが究極の技です。5分の4ほどの人が笑っていれば大成功です。

 

どんなことを言っても笑わない人もいます。

これが楽しくて自分で苦笑いしてしまいます。

また、「おはようございます」と挨拶をすると律儀にも会釈をして挨拶を返してくる人もいるので、顔が下を見てしまったらシャッターチャンスは作れません。

「アドレスを決めたら目を瞑ってもボールは打てる」

この極意が究極の笑顔の写真を撮る方法です。(なんちゃって自己満足)

 

笑顔の写真広報部カメラマン


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