毎年恒例になったジュニアチャンピオン千葉大会が今年も大栄カントリー倶楽部にやって来ました。
8~9歳の男・女の部
10~11歳の男・女の部
12~14歳の男・女の部
15~18歳男子の部
小学4年生の小暮凌太君は、37+35=72でパープレー凄い!
中学3年生 千葉涼晴君 36+37=73 これも凄い!
中学2年生の女子、二人ともご立派!
中澤瑠来さん 35+41=76
浅野咲希さん=39+37=76
ショットは、男女とも完璧ですね。
問題はグリーンの勝負ですかね?
小学生・中学生は練習場には毎日通っていると思いますが、本コースでのラウンド回数が少ないのでグリーン上でのパットが明暗を分けているような気がします。
しかし、飛距離も十分で、2打目以降のピンにまっすぐ向かっていくショットの精度には度肝を抜かれます。
たまたまこの選手たちの後を当倶楽部の理事長と回る機会があって、ジュニア選手たちのゴルフの腕前には度肝を抜かれていました。
しかし、残念なことが一つありました。
グリーン上のボールマークの修復があまりになされていなかったことです。
最終18番ホールには、なんと12個も修復されていないボールマークが残っていました。
ゴルフが上手ければマナーは問題外、そんな選手が世界のプロゴルファーとして台頭することはできないと思います。
少なくともグリーンはコースの命ですから、手塩にかけたグリーンを平気で荒らすゴルファーに対しては、「サイレント」の札ではなく、「サイテー」の札を上げたいと思います。
上級選手に至っては、そのようなことはないと思いますが(・・・?)
たとえ低学年の選手においても自分の着けたボールマークについては、必ず修復するのがゴルファーとしての心得だと思います。
少なくともこれから多くの大会に出て、将来はプロゴルファーを目指す選手もいることですから、ボールマークの修復だけは、バンカーの修復以上に神経を使っていただきたいと苦言を大会関係者に呈しました。
スコアが良ければマナーは度外視というようなジュニアの選手には当コースでのラウンドはご遠慮願いたいと思います。
ボールマークは、すぐに修復しないと、3時間も経てば乾燥して白くなって枯れてしまいます。毎日毎朝、グリーン刈りをして芝の養生に神経を尖らしているグリーンキーパーやコース管理スタッフの努力を土足で踏みにじるようなものです。
グリーンやコースは、ゴルファー全員のものです。
技を磨く前に世界に通じる選手としてマナーの技を磨得て欲しいものです。
ましてや、「タイガー魔法瓶presents石川遼カップ」とジュニアゴルフチャンピオンシップの前に銘打って売るわけですから、石川遼選手の
誠意を汚すようなジュニア選手であってはならないと思います。
大会関係者の方はもちろん、ジュニアの父兄の皆様には真摯に名実ともに心技体素晴らしいジュニアゴルファーの育成に心血を注いでいただきたくお願い申し上げます!