2019年シニア選手権、やはりドラマが生まれました。
優勝戦までに駒を進めたのは、スクラッチ選手権5連覇の木村広幸選手、そして大健闘の無冠の帝王江坂俊生選手でした。
木村選手は今年、還暦を迎えたばかりのシニア初参戦の60歳、
対する江坂俊生選手は、古稀を迎えたとは言え、今一歩惜しいところでビックタイトルを逃しているゴルフ巧者です。
今回は、相当の鍛錬を積んでの参戦だったと思います。
アプローチ、パット、飛距離、木村選手や大梛選手にも見劣りをしないほどの実力がありました。
朝一で、スタートした準決勝戦は、大梛弘選手とエキストラホール2つも行き、20ホールに及ぶ大接戦の果て制した勝利でした。
とくにエキストラ2番ホール、王手を懸けた3~4mの下りのフックラインを読みっ切って入れたバーディパットはサプライズでした。
江坂サムライの異名を文字通り発揮した感がありました。
また準決勝で対戦した大梛選手は、先の関東倶楽部対抗戦で好成績を残した今絶好調のるゴルフ名人です。
その大梛選手に勝ったのも凄かったです。
エッサカ(江坂)、ホイサカとあれよあれよと勝ち進んだゴルフの奥義には素晴らしものがありました。
30度を超える猛暑の中、古稀魂を鼓舞してよくぞ頑張ったと拍手喝采です。
岩田邦俊選手も2016年のクラブチャンピオンですからそのゴルフの技はなかなかのものでした。
戦いを終えたシニアのゴルフ名人たちに惜しみない称賛の拍手をお贈りします。
そして、スクラッチ選手権5連覇以来、すっかりなりを潜めていた木村広幸選手の復活に慎んで優勝の祝福を申し上げます!
素晴らしき哉 ゴルフ人生
楽しき哉 クラブ競技
愛すべきゴルフ戦士の栄誉を称えます!