爆雷投下
大雨の中、お客様が続々と退避して来ました。
朝の9時前に、いきなり雷が轟きました。
予報は分かっていたのですが、こんなに早くに来るとは予定外でした。
花の土曜日に、せっかくゴルフをお楽しみのお客様を足止めされてしまいました。
佐倉方面から成田市、香取市へと雷雲と黒い雨雲が帯状に覆っていました。
「参ったな。このままお客様に帰られたら仏滅だぞ?」
いち早く、避難退避のサイレンをコースに鳴り響かせました。
豪雨と雷の音で大型のサイレンでもコースに聞こえないほどの雷でした。
スタートしたばかりのお客様がずぶ濡れで帰って来ました。
気の短いお客様は、1時間以上待たせると帰り支度を始めてしまいます。
足止めされてイライラするお客様に待っていただくには、館内放送だけでは不十分です
混雑するホールやレストランのテーブルをすべて回って、詳細な雷情報をお伝えするのが、トップの仕事です。
大事なことは、雷雲の停滞時間と待ち時間のおおよその時間を丁寧に説明して上げることが必要です。
「40~50分ぐらいお待ちいただくようになると思います」
当倶楽部のハーフタイムの待ち時間は、40分ですから、これに近い時間ならお客様は我慢して待っていてくれます。(統計的に実証済み)
非常に申し訳ありませんという顔をして、誠意をもって説明すると、お客様は、「雷ばかりは、あなたのせいじゃないからね」と笑顔で理解してくれます。
理由は分かっていても、待たされることには、人はイライラするものです。
ですから少しでもそのイライラを解消するための心遣いの会話が大事になります。
「おお、わざわざ挨拶に来てくれたんだ」ということでゴルフ場側の誠意を理解していただけるようです。
結局、お帰りになった1組を除いては、すべて45組の方にラウンドしていただきました。
ありがたいです。嬉しいです。メンバー様だけではなく、1般ゲストの方にもすべて丁重に接遇することが、ゴルフ場のサービス業としての基本だと思います。
お陰様で、待機後は無事に全組プレーを終了致しました。
大栄カントリー倶楽部は、ご来場のお客様を大切におもてなしする心を忘れません。
本日の悪天候の中でのご来場に心より感謝申し上げます!
あら、ドラちゃん、ずぶ濡れです!
タイトルとは全く関係ない大きなかぼちゃです!
谷田部課長が実家からみんなのために持って来てくれました。
畑から運ぶのが大変だったそうです。投票ボタン押してね!
↧
爆雷投下
↧