美しい水色の空です!
午後から風が出て寒くなりましたが、空があまりに綺麗なので写真を撮りました。
このような空を見ると、奈良薬師寺の東塔を思い出します。
「ゆく秋の 大和の国の 薬師寺の 塔の上なる ひとひらの雲」
この歌は、日本で最も美しい薬師寺の東塔を詠んだ佐々木信綱の歌です。
東塔は、730年(天平2)に建てられたもので、その建築物が健在なことに驚きを感じます。
薬師寺の東塔
それが大栄カントリー倶楽部と何の関係があるのかと問われると、全く関係はありません。
45年前に初めて見た薬師寺の東塔がこのような美しい空の下で映えていたので、未だに美しい水色の空を見ると鮮明に思い出されるのです。
紺碧の青ではなく、透き通るような水色の美しい空は、滅多に見られません。
そこに浮かぶ白い雲とのコントラストは、名画を見るが如く、深い憧憬を感じます。
世俗で汚れた人間の心の垢が一瞬にして消え去るほどの浄化作用を感じます。
青空の下では、松職人が冷たい風の中で松の手入れに勤しんでいます。
「この松は五葉松ですか?」と聞けば、
「黒松ですよ」と松職人に言われました。
そばに居たキャディさんに、この松は何松だか分かる?」と聞けば、
「赤松」だと答えが返ってきた。
まさに、黒松、赤松、トド松、お粗松で、松の木以外のことは何もわかっていない。
松食い虫よりも金食い虫の松の木が、こうして松職人によって手入れができるゴルフ場で良かったと安堵しています。
手入れが終われば、松の幹に藁で作った胴巻きが巻かれます。
初冬の風物詩に風情を感じながら、水色の空をゆっくりと流れる雲をしばし鑑賞しました。
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