駐車場からの正面通路
昨日、久能カントリークラブさんに視察研修させていただきました。
不況下で喘ぐゴルフ場が多い中で、堅実なクラブポリシーを持ち、コースメンテナンスや付帯設備の充実はもとより、キャディや社員まで行き届いた教育がなされています。
開場は平成元年の11月で、当大栄カントリー倶楽部と殆ど同時期でした。
近年のゴルフ場は、預託金の償還原資に行き詰まり、殆どが倒産を余儀なくされる時代と言っても過言ではありません。
そのような状況下にあっても法人向け接待コーストとして、堅調な経営を維持する久能カントリークラブさんは、まさに成田地区を代表する名門コースとして敬意を表しております。
駐車場からクラブハウス正面の通路には、大きな池を渡る粋な木製のクランク型の橋があり、和の風情が心地よく漂います。
池には大きな緋鯉が悠々閑々と泳いでおり、クラブの余裕さえ感じられます。
車寄せの床も敷石が高級感を漂わせ、正面の自動ドアーも丸型で洒落ています。
クラブハウス内の中庭には、高くそびえる本物の竹林があり和の心を醸し出しています。
明るく開放的なレストランからは、OUT・INの壮大なコースの景観が一望できるのもゴルフ心を掻き立てます。
勿論、コースは、俊英・加藤俊輔氏の設計ですからコースの随所に匠の技が隠されています。
ビギナーには、ちょっと難しさが残りますが、ゴルフ好きには戦略性豊かなコースに翻弄されながらもドライバーからパットに至るまで、ゴルフの醍醐味を存分に楽しめる設計になっています。
結局、ボクのスコアはグリーンに乗ったものの冬期の凍結でボールが転がり過ぎて、砲台と2段グリーンには、終始悩まされ久能(苦悩)しました。(笑)
ハーフタイムの昼食時は、杉谷支配人の心遣いで楠の間(洋室)に案内され、コースの一望できる素敵な部屋でVIPな食事を提供していただき感謝しております。
また、圧巻の楠木の分厚い大テーブルには、凄さを感じました。
目の前で焼いていただいたステーキも美味しかったのですが、名物のカニチャーハンは、見た目の彩りも良く、シェフが丁寧に調理しただけの味が出ており、とても美味しくいただきました。
インストラクター1名、キャディ1名、総務課長とボクの4人で、十分な視察研修と心温まるご接待に、恐縮致しました。厚く御礼を申し上げます。
特筆すべきは、キャディに付いてくれた内野さんですが、動作も機敏で距離感、パットのラインの読みも合格です。明るく親切で、ラウンド中にも妙な馴れ馴れしさを出さないのが、久能カントリークラブさんのキャディさんの特徴です。ボクは、ここのキャディ教育の徹底振りには、敬意と称賛の拍手を心からお贈りします。ことにクラブのステータスを社員一同が心得ておられることに素晴らしさを感じました。
(右がキャディの内野さん)
反して、大栄カントリー倶楽部は、アットフォームが売りのゴルフ場です。
しかしながら、親しくなったメンバー様をともすると「様」ではなく、「さん」付けで呼んでしまうキャディや社員を時折見かけてしまいます。サービス業の基本的な間違いの接遇態度に教育の甘さを恥じております。
「良きは学び、悪きは正せ」で、今後も久能カントリークラブさんをお手本として学んでまいりますので、
ご厚誼のほど、よろしくお願い致します。
キャディの鵜沢さんのドライバーショット(飛びました!)
香取課長も渾身のショットをしました!
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久能カントリークラブさんの魅力
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