朝からみぞれ交じりの氷雨が降っています。
昨夜は、雪情報が心配で2度も起きてしまいました。
それでも1組を除いては、すべてがキャンセルとなりました。
こういうのを「悲しいお知らせ」と言うのでしょうか?
元旦よりの半月程は、良いお正月日和でしたが、異常気象の冬将軍には適いません。
本日、青森と京都からご来場いただいたお客様のみのスタートとなりましたが、
あまりの寒さで、ハーフで上がられました。
こんな日にプレーをしていただいたことを商売抜きで心より感謝申し上げます。
また、良いお天気の日に再度、ご来場をお待ち申し上げます。
さて、大橋康夫さまのご子息・「大橋慶三氏」のボイルドエッグ賞受賞作品、
当倶楽部の才女、佐藤三智子さんが感想文を書いてくれました。
本人は、公表を嫌がったのですが、良く書けているので敢えて発表します。
「じらしたお詫びはこのバスジャックで」を読んで
まず、驚いたのがこの題名でした。“じらした・・・?”何を?!“お詫び・・・?”
何の?!題名だけで好奇心はマックスになり、ページをめくると、主人公と思われる翔太が、家庭の事情で大学を退学、千葉のとある所に家族三人で引っ越してきて、アルバイト先のビデオ店での会話、何を言っているのかわからない新人類の言葉が爆裂で、半世紀を生きてきた私には理解不明でしたが、千葉のさびれたニュータウン感は伝わってきました。
そして、いよいよ今日で運行最後というディズニーランド行きのバスに家族三人で乗るのです。乗り合わせたのは「ミッキーのTシャツを着たデブ」「七三に髪を分けた教授と援助交際の女子高校生」「金髪長髪のサイケな男」「小柄な学生服の少年」プラス運転手の九人でバスは出発した。そして、この全員が、それぞれの事情でバスジャックを試みるのです。バスという狭い空間と高速道路を走っているというスピード感で、一気に読み進んでしまいました。
最後はバスの中の人間が一人残らず感情の解放の手段として、また、それぞれ抱えている何かを吐き出す為、泣き叫んで、「なんか知んないけど、チョー気持ちいい!」となるのです。
この小説は誰も怪我することなく、傷つくことなく、ハッピーエンドで終わります。
笑顔で終わるのです。きっと、作者はそういう人なんだなぁと思い、私も「ニヤッ」と本を閉じ、心地よい眠りにつきました。
by ライオンハート
著者サイン入りのこの本は、超ープレミアものですね!
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雪情報と感想文?
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