悪夢の東日本大震災から早2年が経ちました。
日本列島を震撼させた戦後最大級の大惨事に言葉を失います。
何の罪の無い人が、一瞬のうちに命を奪われ、阿鼻叫喚の地獄絵を思い出す度に人間の無力さに虚しさを感じます。
時が過ぎるにつれて、そのような悲惨な大惨事も被災地の皆様以外には忘れ去れてしまいます。
現実とは、無情なもので当事者以外は、その真の痛みの深さを理解する人は少ないと思います。
また、地震と津波以外に、この大地震は福島原発の原子炉の爆発があり、その処理には30~40年以上の歳月をかけて放射能汚染に対処しなければならず、その被害たるや莫大な費用と時間、そして、計り知れない健康被害があります。
まさに「原発は、恐るべし」です。
私達も原発の恩恵を受けて、豊かな電力を湯水のように使用して来たのですから、間接的な責任はあるとしても「絶対あってはならない原発事故」を目のあたりにして、その代償の大きさに憂慮の思いが増幅します。
被災地の捨て場のない放射能に汚染された瓦礫の山でさえ、受け入れを拒否する県があるのも、同じ日本人として悲しいことです。
「明日は、わが身」と言う言葉は、助け合う気持ちの基本です。
福島産と言うだけで、農産物を受け入れない消費者の風評被害もたくさん出ています。
家族を失い、家を失い、職を失い、おまけに愛すべき郷土まで失った被災地の皆様のやるせない行き場を失った心情を考えれば、義捐金以外にも瓦礫の受け入れぐらいは援助してあげる気持ちが欲しいものです。
被災地の皆様の痛みを分かち合いながら、「明日は、わが身」と言う言葉を噛みしめて、同じ日本人として復興支援に協力すべきだと思います。
昨夜のWBC 日本VSオランダ戦の快挙に歓喜しながらも、本日、3年目を迎えた2011年3月11の東日本大震災の大惨事に心よりお見舞い申し上げます。
★東日本大震災の画像(yahooニュース)
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東日本大震災(2011.3.11)から3年目
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