駐車場の舗装改修工事が今朝５時に完了しました。
この２日間、日中の茹だる様な暑さの中でのアスファルトの舗装工事は、想像を超える暑さで作業員のみなさんもぐったりしていました。
昨夜は、台風の影響で風があり作業がだいぶ捗ったように思えます。
仕事とはいえ、この猛暑の中の工事に携わっていただいた皆様に心より感謝申し上げます。
駐車場の舗装改修工事は、今回で３度目になります。
だいたい８年ぐらいで舗装が劣化しますので、駐車場のラインと共に適宜改修工事を行ないます。
地盤が柔らかく凹んだ箇所は砕石を入れ強化しました。
全体的に緩やかな丸みを帯びさせて駐車場の外周の排水溝へと雨水が流れるように改修できました。
練習場に続く右側の歩経路も破れたゴムチップを剥がし綺麗になりました。
浄化槽の凹凸のできた舗装部分も平らに整備されました。
クラブハウスから練習場に続く歩経路も穴ぼこが出来ていましたが綺麗に仕上がりました。
当倶楽部は、クラブハウスや付帯設備を順次改修工事を行ない快適な環境に整えております。
昨年度から開始された預託金返還の抽選返還（年度決算減価償却前経常利益の５０％）と合わせ、コースメンテナンスやインフラ整備には多額の資金を要しますが、その双方に対処できるだけの営業利益の確保は出来ております。
既存会員には設備やコースメンテナンスの充実、退会会員には預託金の返還を民事再生の公約通り着実に行っています。
一般社団法人大栄カントリー倶楽部は、名実ともに会員がオーナーのゴルフ場です。
旧オーナーの大日本土木株式会社とは、全く無縁の新生会社です。
４千万円・６千万円とバブル期は高額な会員権をお求めになられ多額な損失を被った平成１４年７月以前の会員は、なにかとお腹立ちのことも多々おありかと思います。
しかし、民事再生以後、会員がオーナーのゴルフ場として生まれ変わった以上、旧オーナー会社との約束事は、例え公正証書によるものであっても法的にその効力が認められません。
「大日本土木には大損をさせられた、まったく騙された」といまだにその恨み辛みを聞かされることがあります。
しかし、平成１５年の３月２０に民事再生開始決定通知を東京地裁からいただいてから、全会員に退会、及び会員として継続する旨の申請書面をいただいております。
退会会員に対しては、預託金の６％を減額して１０年割賦にしてすべて返済を終了しています。
既存会員に関しては、民事再生開始より１０年間の据置期間を過ぎた退会者に対して抽選返還をしております。
このルールは、当倶楽部の民事再生の原点でもあり、会則１３条（入会保証金の返還）にも謳われております。
預託金で損をしたのは、平成１４年以前に入会したすべての会員です。
決して１個人の会員だけが損をしたわけではございません。
今更ながら、民事再生計画案による預託金の返還は無効であるとの係争事件や旧オーナーとの公正証書による約定が有効であるとの無理な主張は、ルールと秩序を守る全会員に対する不敬であると思われます。
民事再生の意義を十分ご理解いただいて、他の会員に恥ずかしくない行動をおとりいただきたくお願い致します。
民事再生１０年が経過した現在でも、このような諸事情をご理解いただいていない会員に対して、情けなく残念でなりません。
大栄カントリー倶楽部の未来は、大きく栄えるゴルフ場です。
我田引水は、一般社団法人のゴルフ場の敵です。
断じてこのような不当要求者に対しては、会員の代表である理事会・分科委員会の皆様と力を合わせて共闘して行きます！
なんで駐車場の舗装改修工事と民事再生が関係あるんだとお叱りを受けるかも知れませんが、すべての俱楽部会員にこの民事再生のルールを守っていただかなければ、俱楽部のインフラ整備どころか、預託金総額５２億円もあるこのゴルフ場が再度破綻してしまうことになるからです。
地道に努力をして、当倶楽部の市場の会員権相場も７０万円以上に値上がりしています。
預託金返還額の平均４００万円には、まだまだ遠い道程ですが、これだけアクセスが良く、美しいゴルフ場が世に認められない訳がありません。
永続するゴルフ場として、長きに渡り年輪を重ね、やがて大樹となるゴルフ場に会員相互の俱楽部愛で育てて行くことを切にお願い申し上げます！
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