今般、明治安田生命がプロデュースする「社是社訓集」にオファーが掛かりありがたく掲載させていただきました。
当社に社是や社訓があったのかと言えば・・・?
大日本時代にはあったような気もしましたが、記憶にありません。
図らずも社是を創ろうと思ったきっかけは、千葉県を代表する優良企業の会社の社是に感動して、私が人生の師匠と尊敬する会長にお願いしてお借りしたものでした。
社是
1.会社は永続させること
1.会社は社会に貢献すること
1.会社はその報酬をもって利益を得ること
とにかくこの社是を見て、「おお、凄い!」
経営の原点がこの短い言葉の3つに凝縮されていると目から鱗が落ちました。
★「目から鱗」はどこから?(雑学)
「目から鱗」は「新約聖書」の「使徒行伝」に書かれている話に由来するとされています。
かつてサウロという男がいました。サウロはキリスト教徒を迫害したことにより天罰が下り、ある日突然目が見えなくなってしまいました。しかし、イエスの弟子がサウロのもとに遣わされると、サウロの目から鱗のようなものが落ちて、再び目が見えるようになりました。サウロはこれを機に回心し、熱心なキリスト教徒になりました。
この話がもとになり、「目から鱗」という表現が使われるようになりました。「目から鱗」という表現は、日本で古くから民衆の間に伝わっていたものではなく、「キリスト教」「新約聖書」が日本に来てから使われるようになったということです。
話が戻りますが、当社の社是には倒産の憂き目にあった苦い経験が息づいています。
1.会社は永続させること
これが原点です。多くの社員が働く会社があってこそ、その社員が安心して働け、そしてその家族の生活が守れる。
1.会社は社会に貢献する
これも素晴らしい言葉です。社会に貢献するような仕事をするから世の中に必要とされる需要や受注が生まれる。
1.会社はその報酬をもって利益を得ること
企業の経営の原点だと思いました。
当社の社是は、殆どこの優良企業のパクリではありますが、敬愛する会長にお許しを得ております。
いつも経営のノウハウを耳にタコができるぐらい教えていただきました。あまたの神社仏閣にお参りする前に、私はこの会長に頭を下げるようにしています。私にとっては神様です。とても手が届かないところにおります。
1.会社は永続させる
(そのまま使わせていただいております)
2.会社は価値あるサービスを提供すること
(単なる安売りだけで商売をするな。ゴルフ場はディスカウントショップではない。ゆったりと心地よい雰囲気の中でゴルフをお楽しみいただけるサービスを提供することが商品価値である)
1.会社はそのサービスにより報酬を得ること
(価値の判るお客様に、それだけのお金を支払っていただけるようなサービスを提供して、報酬を得ることを経営の原点とする)
基本はパクリでありますが、良いものは積極的に取り入れる。
模倣から創作が生まれる。模倣はすべて基礎知識です。
私は、この人生の師匠のおかげで今があると感謝しています。
★人生の神器
1.人生のテーマ
2.人生の師匠
3.人生の友
三つの神器を持つこと、このことを紆余曲折する不良時代に京都の高僧に諭されました。
私の人生は、多くのありがたい人生の達人や有識者に邂逅することに恵まれています。だからこの社是のごとく、会社を守っていきたいと願っています。
明治安田生命様に、このような広報の機会をいただき
心より感謝申し上げます!